インタビュー

Dopant インタビュー

 日本大学の軽音サークルpour_toujoursの出身者で結成されたポップロックバンド、Dopant。ラジオ J-WAVEで「ゆヶり」がオンエアされるなど、精力的な発信と活動を行っている。今回ARTICOLUMNでは、そんな彼らの音楽の原点に迫る。

取材・文/山岸達希

結成のきっかけは思い出作り

-メンバーの皆さんのプロフィールを教えてください。

西村「ドラム担当西村です。社会人1年目です。」

SoLT「ベースで社会人1年目のSoLTです。」

ao「キーボードと作詞作曲を担当しているaoです。大学3年生です。」

久保田「ギターボーカル担当の久保田です。今大学3年です。」

ユミカ「リードギターで、今大学4年生のユミカです。」

-それでは、バンド結成の経緯を教えてください。

西村「僕とSoLTの2人で、卒業前だった去年の夏頃に自分たちのやってきたことを形にしたいよねって話をして。曲を作って配信すれば、いつでも曲を聴けて形に残るよなって考えたんです。思い出作りみたいなイメージで始めたのがきっかけでした。それでメンバーを集めて、去年の夏休み後半に活動を始めました。メンバーは大学で同じサークルに入っていた人たちです。」

ao「メンバー同士もともと特に仲が良いわけでもなくて。SoLTは別の音楽サークルにも入っていて、こっちのサークルにはほとんど来なかったから、このバンドを組むってなった時に初めて喋りましたね。」

SoLT「俺はビッグバンドジャズサークルにも入っていたんです。3年でそっちを引退して4年生でこっちのサークルにも来るようになってから、メンバーのみんなを知りました。aoとは1回もバンドを組んだことがなかったです。作曲できる人を呼ぼうと思ってから、初めてaoの名前を知ったレベルでしたね。」

ao「知らない人に急に呼ばれて曲作れって言われた感じ(笑)。僕たちが所属していたのは日本大学危機管理学部の、pour_toujoursというサークルです。固定バンドを組むというよりは、やりたい人がメンバーを集めて一回ごとバンドを組むことが多いサークルですね。僕はいつも組んでいる弾き語りのユニットがあって、その活動から作曲のことが伝わって、誘ってもらった感じです。」

Dopant

全く別の道から集まったメンバー

-各メンバーの音楽経験を教えてください。

西村「結構バラバラですね。大学から、高校からと半々くらいです。僕は大学で始めて5年目になります。学部自体が新しかったので先輩もドラムの同期もいない中で、何していいかもわからない状態でやっていました。」

SoLT「僕も大学から始めたんですけど、ビッグバンドジャズサークルと並行していたので自分の基盤はラテンジャズかなと思います。pour_toujoursも1年の時から入りたいとは思っていたんですけど、身長が高くて目立つ西村になかなか話しかけられなくて(笑)。結局2年になって人づてに西村と話すまでこっちのサークルに入れなかったんですよね。」

西村「あれは気持ち悪かったなぁ(笑)。」

-大学以前から音楽をなさっていたのはどなたですか?

ao「僕は小学校からずっとクラシックピアノをやっていました。小中高とずっと音楽系の学校に行っていたんですけど、高校で稀に見るくらいめちゃくちゃレベルの高い子が集まって絶望しちゃって。クラシックはもう弾きたくないなと思ったんですが、卒業までは続けなきゃいけなかったので、逃げるためにポップスや作曲を始めました。嫌なこととかを全部曲に詰め込んでいたら、作るのが楽しくなってきちゃって。高2の時に、心を込めて書いた曲を友達に歌ってもらって「出れんの!?サマソニ!?」に出したら、オーディションを通ったんですね。それが作曲をやっていこうかなと思ったきっかけです。
 高校では軽音部でコピーばっかりやっていました。大学でサークルに入ってから、ずっとオリジナルをやりたかったんですがなかなかメンバーが集まらなくて、ここで声をかけてもらってようやくできるようになりましたね。」

久保田「自分も楽器を始めたのは大学に入ってからで、歌もそれまではカラオケが好きなくらいでした。別のバンドでライブハウスに出始めた頃に、このバンドにもギターボーカルとして誘われて、経験を積みたかったので入りました。aoの作った曲は、今まで歌ってきたものとは全く違うんです。かっこいいと思ったし、刺激を受けたので、このバンドで歌っています。」

ユミカ「私は高校からギターを始めたんですが、バンドは組んだことがなかったです。大学ではずっとこのサークルに入っていたので、Dopantには他のメンバーに誘われて入りました。高校の時は楽器は持っているけど熱意をもってやっているわけではなかったのですが、加入してからはメンバーやaoの作る楽曲からいろいろな刺激を貰っているので、Dopantに誘ってくれてよかったなと思っています。」

ao「ユミカはレコーディング直前の加入だったのですが、その時できていたフレーズはこのままものにするって引き受けてくれて。次の曲からはすごく良いフレーズを作ってくれるんですよ。最初は1曲限りで抜けると言っていたんですが引き留めて、今では自分の作りたい音楽的にも残ってくれてよかったなと思います。」

Dopant

-現在はどのような活動をされていますか?

SoLT「今のところライブハウスでの活動はできていなくて、週に1度集まって練習するのが主です。」

ao「曲を作ってレコーディングして配信して、というのが今の活動ですね。」

西村「ラジオのピックアップとかにも、自分たちで応募しています。」

-曲はどうやって作っているのですか?

ao「基本は僕が曲の構成やメロディー、歌詞を一旦全部作って、ピアノかギターの弾き語りでデモを作って共有して、1度みんなとフィーリングで合わせた後、曲の構成を直すって感じです。僕がこのバンドのイメージに合うなと思うものを、メンバーがすぐに出してくれるのでとてもやりやすいです。土台は僕が持ってきて、それをメンバーみんなで色づけするって感じでやっています。」

-最後に、今後の目標を教えてください。

SoLT「有名になりたい!俺だけ?(笑)」

ao「そうですね、ちょっとずつ表に出ていきたいっていうのはあります。どの大会で優勝したいとかではないんですけど。経験を色々積んで、やっぱり有名になっていきたいです。」

西村「ネット上だけでも、あぁ、あのバンドね、みたいに名前を知ってもらえるようにはなりたいですね。」

ao「最初は思い出作りだったんですけど、完成した曲のデモを聞いた時に、結構できているなと感じて、もう1回やりたいですとみんなに頼んだのが今続いているきっかけです。いい曲が作れるな、みんなに聞いてほしいなと思うようになりました。「ゆヶり」の出来もよく、ラジオで流してもらうとか反響が大きかったのも嬉しくて。結論、有名になりたい、曲をたくさんの人に聞いてほしいっていうのは間違いないですね。」

Dopant

【Dopant】
 久保田(Gt.&Vo.)、ユミカ(Lead Gt.)、SoLT (Ba.)、ao (Key.&Comp.)、西村(Dr.)からなる5ピースバンド。2019年8月にSoLTと西村を中心に、日本大学軽音サークルpour_toujoursのメンバーで結成された。2020年5月に1st single「ゆヶり」を配信リリース。

Twitter:@Dopant_

【ライブ情報】
8月20日(木) ミライオトロック vol.69 @下北沢MOSAiC

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